話しやすい人 話しにくい人
どのように訊けばよいか1
学生アルバイト時代に生まれて初めて受けたビジネス電話で私が聞き取れなかったのは、先方のお名前でした。 「聞く」(聞き取る)ことができなければ、「訊く」(質問する)しかありません。 そのときの私は、 「失礼ですが、もう一度よろし...
口で訊くとは
耳で聞き取れなかったときにはどうするか。 これは、先方に教えてもらうしかないでしょう。 「尋ねる/問う」という意味の「聞く」が必要になります。 漢字では「訊く」と書くこともあるようです。 一番シンプルな聞き方は「もう一度」で...
耳で聞く限界
皆さんは、会社の電話に初めて出たときのことを覚えていますか? 私は学生時代のアルバイトがビジネス電話デビューでしたが、とにかく、相手が何を言っているのかが分かりませんでした。 まずは、「仕事なんだからちゃんとしなくては!」とい...
耳で聞くとは
電話応対の際に「耳で聞く」とは、相手が発してこちらに届いた音声をそのまま耳で受けとめるということです。 これは相手の声が小さかったり、雑音が入ったりすると届きません。 また、言葉のあや、言葉の裏、行間を読みとる、などとよくいわれ...
3つのきく「聞く」「訊く」「聴く」
「相手の思いを引き出す」というビジネス電話の目的を達成するには、まずは、先方の話をよく聞くことが大切です。 「聞く」という言葉は、いくつかの意味をもっています。 その中に「聴く」と書くものがあり、「注意して耳にとめる。耳を傾ける...
抑揚をつけるには
ここで、歌に関する事例をお話させてください。いわゆる音痴といわれる人のケースです。 音痴の原因のひとつとして、声の高低の幅が狭くて抑揚がないために、目的の音に到達できず、音が外れるということが考えられます。 いろいろな治療の仕方...
抑揚をつけて強調する
音声として伝わりやすいのは、鮮明でゆっくりとした音です。 とはいえ、いくら明るくゆっくりでも、会話の始めから最後までずっと同じ明るさや速さでは、平板になってしまい、何が言いたいのか、どの部分が重要なのかが分かりにくくなるでしょう。 ...
相手に合せた速さ
自分がどの速さで話すかを考える前に、先方のスピードから状況や心情を読みとることも大切です。 例えば早口だった場合、もともとがそうなのか、慌てているのか。もしも慌てているのであれば、何か特別の事態が起こっていて気が動転しているということ...