電話代行の必要性
企業イメージを崩さず大規模通信障害を乗り切るには

2018年12月6日 午後1時39分から約4時間半起こったソフトバンクの大規模通信障害は
通信設備に使われているスウェーデンの通信機器大手「エリクソン」製のソフトウエアに異常が起き
全国で通話やデータ通信ができなくなったと発表されました。
平日昼のビジネスタイムを直撃したこともありソフトバンクを利用している人は仕事がストップ。
しかし、ビジネスへの多大な損害はこのような通信障害があっても
ソフトバンク側から保障があるわけではありません。
ソフトバンクは同年の2月にも約9時間にわたり固定回線を含めた
67万回線に影響が出る大規模通信障害も起こっているので
ソフトバンク以外のキャリアも含めビジネスを行ううえでは
通信障害が起こるかもしれないことを自身で想定して対応策を考えておく必要があります。
では、どのような対策が考えられるでしょうか。
それは、会社の固定番号を繋がる状態にしておくことです。
もし、取引相手の携帯に連絡がとれず、メールもSNSでも連絡がとれない状況だとしたら、
あなたは、取引相手の名刺に書かれた会社の番号に電話をかけてみるのではないでしょうか。
会社に電話をすれば、相手の現在の状況や伝言を確認することができるかもしれないですし
逆に、連絡が取れない相手への伝言を依頼しておくことや
会社を通して連絡を取り合うことも可能です。
しかし、会社の固定電話も繋がらない状況だとしたらどうでしょうか。
本人と連絡が取れない、会社にかけても繋がらない、状況がまったくわからない相手を
信頼することができるでしょうか。仕事を任せることができるでしょうか。
答えはNOです。
最近は携帯でのやりとりが多くて、会社の固定番号には、ほぼかかってこないからと
会社の固定番号を携帯へ転送にしていませんか。
電話にでるスタッフがいない時間があっても良しとしていませんか。
緊急時ほど、固定電話の重要性はあがります。
企業イメージを保つためにも、固定番号は必ず繋がる状態にしておくことをお勧めします。