人手不足になった経営者がとるべき行動(3)

人手不足になった経営者がとるべき行動(3)

3)忙しいと言う人は、忙しい「フリ」がうまい

前回までは求人のお話をいたしましたが、今回はそもそも募集自体が必要なのかを考えていきたいと思います。

 

貴社ではなぜ求人を募集しようと思ったのか、なぜ人手不足だと感じているのかもう一度理由をあげてみましょう。

・急にスタッフが辞めてしまった

・スタッフが産休に入ってしまった

・ずっと残業が続いている

・自分の仕事が回らない

など、とにかく「忙しい」という理由だと思います。

 

次に、スタッフが日々どんな仕事をしているのか細かく書き出してみましょう。メール処理、電話対応、受付対応、営業、資料作りなど、いくつも出てくると思います。では、その書き出した仕事を「本当に必要な仕事」か、「やった方がいいかも知れないが、やらなくてもよい仕事」に分類してみてください。

分類が終わると「本当に必要な仕事」は、ほんの一握りになっているでしょう。

 

なぜ、このような事が起こるのでしょうか。

それは、本当に忙しい人は、自分が「本当にやるべき仕事」が分かっていて、「自分でなくてもできる仕事」はとことん排除しますが、本当は忙しくない人ほど、暇な時間に余計な仕事を詰め込む習性があるからです。

本当は忙しくない人は、特にやらなくてもいい仕事を「必要な仕事」に変換し、空いた時間分だけ無駄な仕事を行い、忙しいフリをします。その状態で、新しい仕事が割り振られたとき、詰め込んだ無駄な仕事を捨てることなく、新しい必要な仕事を上乗せするため日々業務に追われ、残業になり、うまく仕事が回らなくなり、人手が足りないと嘆くのです。

急いで募集をかける前に「本当に必要な仕事」のタスク化して、本当に募集が必要なのか。もう一度検討してみてはいかがでしょうか。