人手不足になった経営者がとるべき行動(2)

人手不足になった経営者がとるべき行動(2)

2)子供を持つキャリア女性を活かす企業の取り組み方とは

子どもを持つ世代の女性の就業率が52%、正社員比率でいえば8%しかいないことを前回お伝えいたしましたが、この数字は決して女性が働きたくないからではありません。子育て世代の女性は、何よりもまず「子供の時間」を最優先にした働き方が出来るかを考えて仕事を探さなければいけないのです。

やりがい、自分のスキルが生かせる職場で働くことができれば何よりですが、それ以上に出勤日、時間、場所が重要なポイントとなり、家庭と両立できる仕事を探すと、なかなか希望に沿う仕事には出会えず、結果として正社員で働くことが出来ません。しかし、企業側から考えてみたとき、時短勤務や急な休みなどのリスクがある人よりも、フルタイムで働けて、会社に貢献できる人を採用したいのは当たり前のことで、費用を出して求人募集をかけるのであれば、リスクの少ない方を求めてしまうのは仕方のないことです。

大手企業であれば、託児所を開設するなど、根本からの改革を行う手段もありますが、中小企業ではそんな大掛かりなこともできません。

では、どうすればいいでしょうか。

ここでもう一度考えてほしいのは、人には、向き不向きがあり、すべての人が会社に求められるすべての仕事に対し100%で出来るわけでは無いということです。

せっかくフルタイムで働ける人材を採用できたとして、本当にやってほしかった仕事への発揮能力が少なかったら、わざわざフルタイムの人材を入れる必要性があるでしょうか。

確かに、人数の少ない会社では、ひとりで色々な仕事をしなければいけませんが今、なぜ人手不足と感じているのか、何の仕事をしてほしくて、採用をかけようと思っているのか、もう一度しっかり考え直してみると
その仕事に特化したスキルをもった女性を採用したほうが、スムーズでしょう。

フルタイム勤務だけに固執するのではなく、仕事の見極めと割り振りを考えると選択肢が増えてきます。