慶事の心得

慶事の心得

『慶事の心得』

秘書は、自社で慶事を行う場合に裏方となって準備や進行に携わったり、取引先などで祝賀行事が開催される場合はお祝いの品を送ったり、上司に同行することなどもあります。

慶事の主なものとしては大きく2つに分かれ、会社などの祝賀行事(創立記念などの式典や祝賀会、社屋や工場などの落成式、竣工式、新店舗の開店披露など)と個人の祝賀行事(結婚式、賀寿、受賞・受章、昇進・栄転・就任)があります。

『賀寿は全て言えますか?』

賀寿とは長寿をお祝いすることです。賀寿の種類について「還暦」や「喜寿」などは一般的ですが、全ておさらいしておきましょう。

還暦は満60歳(数え年では61歳)のお祝いのことで、60年で干支が一回りし、生まれた年の干支に戻る(還る)ことから還暦と言われます。次が70歳のお祝いである古希(こき)。続いて77歳の「喜寿」(きじゅ)、80歳の「傘寿」(さんじゅ)、88歳の「米寿」(べいじゅ)、90歳の「卒寿」(そつじゅ)、最後に99歳のお祝いを「白寿」(はくじゅ)と言います。

『間違いやすい慶事の用語』

慶事に関する他の用語も押さえておきましょう。「落成式、竣工式」とは、社屋など建築物が完成したことをお祝いする式です。また、「叙勲」とは勲等(勲章の等級)を授け、勲章を与えることです。

「祝儀」と「餞別」の違いは明確でしょうか。「祝儀」とは祝いの儀式のこと、また祝いのときに贈る金品のことを言います。「餞別」は遠くへ旅立つ人や転任・移転する人に別れの印として贈る金品のことです。

また「祝辞」と「謝辞」の区別はできていますか?「祝辞」は式などで述べるお祝いの言葉です。「謝辞」はお祝いの言葉に対するお礼の言葉の意味です。あまり使い慣れないと、似ている用語として誤った使い方をしてしまいますので、しっかり違いを覚えておきましょう。