社長を支える秘書講座
報告のマナー

『報告するときのルール』
報告は、報告される側に報告の時間を与えてもらいます。そのため、報告をする場合は 「ただいま、お時間よろしいでしょうか」などと、相手の都合を聞き、見はからう必要があります。また、結論から経過の順で話す、重要な案件、緊急度の高いものから伝えるなど、報告される側の業務の負担にならないようにすることが大切です。
『報告するときの注意』
報告は、事実のみを正確につたえることです。自分の推測や、自分の個人的な観点からの断定を含めず、事実のみを正確につたえます。自分の意見を求められるケースもありますが、それはあくまで報告される側に求められた場合のみです。報告の段階では、自分の意見を含めないよう注意しましょう。
『報告前に準備すべきこと』
文章で報告する場合は、完結にまとめておきましょう。その際、図表や写真を有効に利用できると、より分かりやすくなります。また、口頭と文章どちらで報告するにせよ、報告内容をしっかりと理解し、相手の疑問点に答えられることが大切です。