地位の異なる上司への言葉遣い

地位の異なる上司への言葉遣い

『上司の地位を考える』

地位の異なる上司に対し、「自分の上司である」という理由で、全員同等レベルの敬語を使うのは誤りです。上司間の地位の上下を考慮し、敬語のレベルの強弱をつける必要があります。

 

『役職の順位を知る』

一般企業で多く使われる役職としては、会長(取締役会長)、社長(代表取締役社長)、副社長(代表取締役副社長、取締役副社長)、専務(取締役専務、代表取締役専務)、常務 (取締役常務)、監査役、執行役員、本部長または事業部長、部長、次長、課長、係長、主任。その他にも最高経営責任者(CEO)、最高執行責任者(COO)、局長、所長、主任研究員、主査、主事、マネージャー、チーフ、リーダーなどがあります。

どのような呼称を使うかは企業の自由であり、役職による権限や責任も様々なため、自分の会社の役職の順番をしっかりと把握することが大切です。

 

『敬語の強弱』

では、具体的に敬語の強弱とはどのようなものでしょうか。

たとえば、「来る」という言葉。これは尊敬語では、「お見えになる」「おこしになる」「いらっしゃる」「来られる」の4つの言い方があり、この4つの中で、敬意をあらわす度合いの順位をつけるのであれば、お見えになる → おこしになる、いらっしゃる → 来られる という順なります。考え方としては、上位の上司に対しての強い敬語は、「お(ご)~なる」「~いらっしゃる」で話し、下位の上司に対しての弱い敬語は「~れる」 「~られる」と覚えておくと、よいでしょう。

敬語は秘書としての基本ですが、大変難しいものです。日々の会話の中でも、「今の会話を敬語にするなら・・・」と考えながら、敬語を身近なものにしていくと、話しやすいかもしれません。