社長を支える秘書講座
まず秘書としてできることはなんでしょうか?

秘書に必要な人間性とは?
『秘書力とは相手を想う力』とお伝えいたしました。では秘書として『相手を想う』ためにはどんな人柄や資質が必要でしょうか。
基本は①誠実、②明朗、③従順、④機密を守る、ことですが「心の落ち着きを持っている」「寛大さがある」「臨機応変な行動ができる」「柔軟な考え方ができる」「言動が場所や状況に適するセンスがある」「常に向上精神を持ち続ける」なども必要な人柄です。これだけ聞くと「私には無理!」と思ってしまいませんか?でも、そんなことはないのです!
まずは行動してみましょう
どんな人でも、今まで親切にされて嬉しかったこと、親切にして喜んでもらえた経験があると思います。その気持ちを仕事でも生かしていくことが秘書のお仕事。まず、一歩を踏み出すには、ひとつだけ行動してみることです。先にお伝えしたとおり『相手を想う力』=『秘書力』です。
例えば朝、職場に着いて誰かに会ったとき『相手を想う行動』として最初に必要なのはなんでしょうか。・・・それは『あいさつ』です!当たり前だと思った方もいらっしゃるでしょうか。しかしこの『あいさつ』ひとつで、相手に与える印象は随分と変わります。
あいさつひとつで、その人の印象が決まる!
みなさんは、意識してあいさつをしていますか?人の印象は6秒で決まるといいますから、出逢いの印象に「あいさつ」は重要な部分になりますね。なんとなく「するのが当たり前」になっていると、「自分に向けての独り言」になっていることもよくあります。
意識して明るく、笑顔であいさつをすると、された側は『安心』しますし、相手も自分も、気分を高めることができます。しかし、「急に、にこやかにあいさつしろと言われても恥ずかしい」と思われる方もいるでしょう。次に私が実際におこなった解決法をお伝えします。