復唱の効用2 理解できていることが相手に伝わる

復唱の効用2 理解できていることが相手に伝わる

話の内容を確認する方法として、二つのケースを考えてみたいと思います。

 

【例1】「AがBに変更になりましたが、やはりAのままで進めていきます」

 

そのまま返すと

1.「AがBに変更になりましたが、やはりAのままで進めていくということですね」

となりますが、これでは理解できているのかどうか伝わりにくいですね 以下の言い方で、伝わるのではないでしょうか。

 

2.「Aのままで進めるのですね」

3.「Aのままですね」

4.「Bへの変更はなくなって、Aのままですね」

 

どれを使うかは状況によるでしょう。自分の理解度を考えた場合、話全体が曖昧であれば全てを繰返すこととなり(1)、理解している(と思われる)のであれば要約する、結果のみ言う(2~4)と考えられます。

 

【例2】「先日お願いした書類はどうなりましたか?」

 

こちらは言葉遣いの問題になります。もし、このまま繰り返すと、どのようになるでしょうか。

 

1.「先日お願いした書類の件はどうなりましたか、ですね」

 

こんなことを言ってしまったら、この人は話を理解していないなと思われるのは当然のこと、これ以上話しても無駄だ、よそをあたろう…とまでなってしまうかもしれません。

先方の言葉をそのまま繰り返すと失礼になることもあるので、気をつけます。

 

2.「先日ご依頼された書類がどうなったか、ですね」

 

こちらでいかがでしょうか。

 

以上のように考えると、復唱の二つ目の効用が浮き上がってきます。

『正しく理解できていることが相手に伝わり、安心感を与えられる』

聞き取れたと思っていることが本当に正しいかどうかを自分も相手も確認することができ、信頼関係を築けますね!