話しやすい人 話しにくい人
印象が上がる、明るい声の出し方

顔の表情をどのように変えると、明るい声が出るでしょうか。
それには、口角を上げます。(「▽」の形です)
すると、自然と眉や目も引き上げられるような感じになるでしょう。
これで声が明るくなります。
逆に、口角を下げると、同時に眉や目も下がってきます。(「△」の形です)
すると声も暗くなります。
お話の内容が、朗報ではない、明るく話すべきではない場合(お詫びをするときや、訃報を受けたときなど)であれば、口角も眉も目も下げ、更には肩も落とし、頭もうつむき加減にすると、そういったお詫びの気持ち、悲しい気持ちのこめられた声になりますね。
このように、声の明るさは「姿勢や顔の表情」で、うまくコントロールできそうです。
ただしこれは、作り笑いをしたり、上辺だけの悲しい声を出したりするということではありません。
そういった意味では、「演技」ともちょっと違うように思います。
そのときに持っている感情を声だけで明確に伝えるために、工夫をしてみるということです。
同じ言葉を、口角の位置を変えて言ってみると、おもしろいほど明暗が変わるのが分かります。
鏡を見ながら、お試しになってみてください。