話しやすい人 話しにくい人
アルファベットの確認のしかた2

ところで、アルファベット一字を伝えるとき、そのまま読むだけでは紛らわしい場合は、漢字やひらがなのときと同じく単語などに例える方法がよく使われますね。
「P」と「T」は聞き取りにくいことが多いものですが、「パリのP」「東京のT」 で正しく伝わりますね。
数字でも「7」を「しち」と読んで「いち」と誤解されないよう「なな」と読む、ということがよくあります。
旅行業界や航空業界では、名前のスペルを確認する際、「A」は「able」など、単語がすべて決まっていて、その単語を続けて言うようです。
高杉であれば、「Tiger、Able、King…」となります。
尚、五十音については、NTTさんで「あ」は「朝日の、あ」など一通りあると聞きました漢字は膨大な数になりますから、NTTさんでもやはりよくある単語、有名人の名前、 部首などで確認するようです。
人名やメールアドレスなどを確認する場面が多いのであれば、こういったアルファベットや五十音の確認用単語一覧を用意しておくとよいですね。
余談ですが、メールアドレスの確認にまつわる私の体験です。
あるお客様は、アルファベットを一字一字おっしゃいました。すべて出揃ったものを見ても、全く知らないつづりでしたので、復唱も一字一字でするしかありませんでした。
これが、電波状態が悪くて「V」が「B」や「P」に聞こえてしまい、かなり手間取りました。
後からネット検索したところ、フランス語の有名な言葉でした!
そのときに分かれば、すんなりいったでしょうに…そして、お客様ともっとお近づきになれたかもしれないのに…と思ったのでした。