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アルファベットの確認のしかた1

復唱をすることで、まずは『正確に聞き取れているか、確認ができる』という効用があり、前回では名前の漢字を確認する方法についてお話しました。
今回は、アルファベットの場合です。
業種によってはほとんど必要がないかもしれませんが、最近はメールアドレスを伝えたり聞き取ったりする機会も少なくないと思います。
その際、もしもローマ字読みや英語読みできる部分があれば、まずはそれを伝えます。そして念のために、一字一字を確認します。
また、頭から終わりまで通すのではなく、区切りながら伝えます。
例えば「info@biz-assist.co.jp」でしたら「アイ、エヌ、エフ、オー、アットマーク、ビー、アイ…」とただ読み上げるのではなく、
「まず、インフォメーションのインフォで、アイ、エヌ、エフ、オー」
「アットマーク」
「次にビズなのですが、ABのビー、アイ、ゼット」
と区切りながら、読みと綴りをまじえながら、です。
ただし、必ずしも絶対に毎回この言い方をしなければいけないわけではありません。
大切なのは、先方に正しく聞き取ってもらえるように言うこと、そして復唱であれば、「私はこう理解しましたが、あっていますか?」と伝えることです。
よって、相手にあわせて言い方を変えることが必要です。
ハイフンを横棒、ドットを下の点、などと言うこともありますし、「.com 」や「.co .jp 」は一字一字言わなくてもいい場合もあるでしょう。