以前、このような会話を紹介しました。 Aさん「こちらは本日の発送でお願いします」 Bさん「いいですよ」 「いいですよ」は、日本語として間違ってはいません。 しかし、もしもAさんがお客様や上司の立場であれば、Bさんの返答はふさわしいものではありませんね。 ここは、「承知しました」「かしこまりました」と言いたいものです。   このようなちょっとした言葉遣いで印象が変わるケースとして、もうひとつ、会話例を挙げてみます。 Cさん「コーヒーと紅茶、どちらになさいますか」 Dさん「コーヒーでいいです」 上記のDさんの返答は、どのように感じますか。 「~でいい」と言われると、「コーヒーが飲みたい」というよりも、「どうでもいいからコーヒーで結構」という風に受け止められないでしょうか。 Cさんとしては「コーヒーがいいです」「コーヒーをお願いします」と言われたほうが嬉しいのではないでしょうか。   その場の状況、相手と自分との関係、相手の立場・心情・性別などで、ふさわしい言葉遣いは変わってきます。 相手を思いやる気持ちを伝えられるような、丁寧な言葉選びをしていきたいですね。― 「伝言内容をきちんと復唱していますか?」 お客様から伝言をお預かりした際、しっかり復唱していますか。 仕事柄、多くのお電話をお受けしておりますが、聞き取り間違い、言い間違いでよくある失敗は、日付と時間です。 たとえば聞き取り間違いの場合、8日は 『 ようか 』  と言いますが、電話を通すと10日 『  とおか 』 にも聞こえます。1時は 『 いちじ 』  といいますが、電話を通すと 7時 『  しちじ  』 にも聞こえます。 また相手のいい間違いで多いのは、午後 4時 を 16時 ではなく、 『 14時 』 といい間違えたり、日付と曜日が一致していないことです。 この聞き取り間違いで、大切な商談の日程をミスしたり、納期を間違えては信用問題にかかわります。最悪の場合、契約破棄や取引停止にも発展するかもしれません。このようなことが無い様に、お電話の最後に必ず復唱し、確認するようにしましょう。 また、復唱自体にもポイントがあります。 こちらでも聞き取り間違いがあるように、同じ言葉で返してしまっては、相手も聞き間違う可能性があります。8日を 『 はちにち 』 、7時 『 ななじ 』 、14時を 『 午後2時 』 と言いかえるなど相手が聞き取りやすいように復唱する。これも大切なポイントです。